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Church’s(チャーチ)× レザーオールソール with ハーフラバー

こんにちは! 山本です

定休日明けの金曜日と翌土曜日と 朝からドタバタし続け
ブログ更新も停滞してしまいました

そして昨日 夕方頃 ふと 「あぁ もう8月かぁ。。。」と思ったところ
「? ? 8月?   !  今日で6周年や! 忘れてた!」と慌てました(笑)

昔はあれほど待ち遠しかったのに オープン記念日を忘れるとは。。。

改めまして。。。
当店と私に関わる皆様のおかげさまで 6周年を無事に迎える事が出来ました!
ありがとうございます!

7年目のLABOもどうぞよろしくお願い致します!




では7年目1発目のご紹介はChurch’s(チャーチ)です
今回は東京都にお住いのオーナー様より配送でご依頼頂きました
遠方よりありがとうございます!
こちらがBeforeです

3都市表記の【旧チャーチ】 ディプロマット です
今回オーナー様より
「ユーズドで購入したけど このままでは履けないのでメンテナンスを」とご依頼頂きました

まず気になる点が
①ユーズド購入と言う事もあり ニオイが気になる
決して臭いわけではないんですが 古着特有のニオイと言いましょうか。。。
独特なニオイがします
長い間履かれていなかった靴は仕方ありませんね

②ソールのラバーがカチカチになって滑る
トップリフトはチャーチオリジナルのラバーリフトですが
後付けのハーフラバーソールが硬化してツルツルです
ベースとなるオリジナルのレザーソールもどれほどすり減っているのか不明

③靴中の破れ
カウンターライニングが擦り切れて破れているのと
靴内部前方の小指部分と親指部分にライニングの破れがある
放っておくとアッパーまで破れてしまうので早めに補修が必要

ざっとこんな感じで打合せさせて頂き
出来る限り綺麗に
そして気持ちよく履いて頂けるようリフレッシュさせて頂きました

こちらがAfterです

完成でございます
写真で見るとアッパーのツヤ感が全然違いますね
Afterは革質がもっちりしているのが伝わってきます

今回はオーナー様より

まずはソール解体後靴の中までしっかりと洗浄と除菌
ソールのベースはレザーで ハーフラバーソールを組込み希望 とオーダー頂きトップリフトは英国靴らしくダヴリフトで
靴内部の破れは
カウンターライニングはいつも通り補修し
前方の破れはレザーパッチを作製し 破れた部分を覆うように貼り付けて完成です

経年により乾燥し革が弱っている事も考えれるので 今後は栄養分が高いクリームでケアして頂く事をお勧めします
(とは言え クリームの塗り過ぎには十分ご注意を)

この度は遠方より修理のご依頼ありがとうございました!
またメンテナンスが必要になりましたら是非ご相談下さい



今回の修理
レザーオールソール(イタリア/オープン)  ¥12,000 +TAX
ハーフラバーソール (Vib#7673 BRW)  ¥2,500 +TAX
丸洗い   ¥3,000 +TAX
カウンターライニング補修(左右)  ¥3,000 +TAX
靴中前方レザーパッチ補修 (計4カ所)  ¥4,000 +TAX


納期 約2週間~3週間



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2020-08-02 | Posted in Blog, Works of Dress Shoes, church’s