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Church’s(チャーチ)× J.R.レザーソール(オープンチャネル)

こんにちは! 山本です

先週のブログはREDWING連発アップでしたが
また元のペースに戻します
が シーズン的にまた偏りそうです



本日のご紹介はChurch’s(チャーチ)です
今回は広島県にお住いのオーナー様より配送にてご依頼頂きました
前回に引き続きご依頼 ありがとうございます!

こちらがBeforeです

モデルは HAWTHORN(ホーソーン)
同じくブローグのディプロマットよりも少し控えめな印象です
(ヒール周りのブローグデザインの有り無しで結構違いますね)

今回はオーナー様より
「ソールも薄くなってきた気がするし トップリフトもラバーピースが千切れてしまい
今回もソールとヒール一新して また気持ちよく履きたい 」

とご依頼頂きました


こういうタイミングでは ヒールのみ交換しても
そのうちすぐにソールそのものの修理も必要になりますからね
(当店ではソールの交換時はヒールベースとトップリフトは再利用せず 全て新しいパーツで組み直します)


今回もオーナー様よりソールの種類もご指名頂き
細かな仕様のみ打合せして
この様に修理させて頂きました


こちらがAfterです

完成!

今回はオーナー様よりのご指名
ドイツ製最高級ソール【J.R.レザーソール】をダークブラウンでフィニッシュ
しっかりと繊維の詰まった 文句なしに良いレザーソール
店頭でお選び頂く際
【通】の方は即答で こちらの【J.R.レザーソール】か【ベイカーレザーソール】ですね


トップリフトは今回オーナー様よりご希望で
滑りにくくすり減りにくい Vib#5345ヒール を採用
当分リペアは必要ないでしょうね
それだけ丈夫なトップリフトです



ドレスシューズのソール交換で
作業者として 達成感というか 快感というか(笑)
そういうものを感じる瞬間は 私の場合 【 靴のシルエットがビシッと戻った】瞬間です

今回のチャーチに限らず
靴は履き込むことで 型崩れ・変形を起こします
革製であり 足に そして歩行という複雑な動きに対応する為
型崩れ・変形から免れることは出来ません
(履かない間はシューツリーを使用する等 対策はありますが。。。)

当店ではリペア用に開発したラスト(木型)を使用して
ソールを組み直しする事で 変形した分をなるべくオリジナル(新品時)に戻す事が可能です

今回もAfter写真を撮りながら 快感に打ち震えていました(冗談です)

確実によみがえった事は間違いないので
オーナー様にもリフレッシュした履き心地を体感して頂けると思います

またリペアが必要になりましたらご相談下さい!


今回も遠方より修理のご依頼ありがとうございました!






今回の修理
J.R.(J.レンデンバッハ)レザーオールソール  ¥17,600 (税込)
(オープンチャネル仕様 / トップリフト入替えアップチャージ無し)


納期 約3~4週間




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2021-10-15 | Posted in Blog, Works of Dress Shoes, church’s