Blog, Works of Dress Shoes, SCOTCH GRAIN

SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)× Vib#2055 (ウェルト黒染め)

こんにちは! 山本です

昨日10年以上ぶりにインフルエンザ予防接種に行ってきました
恥ずかしい話ですが
自営業・フリーランスで仕事をしていると福利厚生が疎かになりがちで。。。
今まで受けていませんでしたが 娘の予防接種に親も便乗(?)できると聞いて
今年は受けてみました
健康管理や身体のメンテを年々考えるようになってきて
歳を重ねるってこういうことなんだなぁ。。。と感じています
今年もあと2か月チョイですが 張り切って走り切りたいと思います!



本日のご紹介はSCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)のセミブローグです
今回は山形県にお住いのオーナー様より配送でご依頼頂きました
遠方よりありがとうございます!

こちらがBeforeです

まだまだ綺麗なコンディションのスコッチグレイン
大きな傷もなくとても大切に履かれているのが分ります
ソールもそれほどすり減っていないのですが あえて言うならソールの中央が少し薄さを感じるくらいでした

今回はオーナー様より「レザーソールだと滑りやすく 扱いにくいので 耐久性とグリップのあるビブラムソールへ交換を」とご依頼頂きました

同じような内容のブログでも 何度も説明しているとこうやって読んで頂いたオーナー様達に周知されていくんだなぁと ブログ更新のモチベーションキープになりますね
いつもご覧頂きありがとうございます!

で、ソールはオーナー様ご指定のVib(ビブラム)#2055ソールに決まりましたが 今回のスコッチグレインは アンティークエッジ仕様でした
黒いアッパーにあえて明るめのブラウンでウェルトとエッジ(コバ/側面)を仕上げて 少しカジュアルな印象の黒靴に  という仕上げ方
今回オーナー様と打合せの際に アンティークエッジ仕様のまま仕上げるか
オプション加工ですが ウェルトの黒染めをして オールブラック仕様にするか
少し悩んで頂き 「ソールも日常使いしやすいラバーソールになるので ソールのエッジも黒くして 普通の黒靴として履きたい」とオーダー頂きました

マッケイ製法であれば比較的簡単にウェルトは交換出来るのですが
グッドイヤーウェルト製法は少し手間がかかってしまいます
ですが黒アッパー限定でウェルト上面を黒く染めてしまうことが可能です

今回は印象もガラリと変わる修理をさせて頂きました
こちらがAfterです

いかがでしょう?
ウェルトとエッジの色が変わっただけで ずいぶんと印象が変わりましたね
最も締まって見えるオールブラック仕様で完成です
ソールは多少の濡れた路面でも気にせず歩けるVib(ビブラム)#2055ソール
高耐久性とグリップ力に優れたベストセラーソールです

これでまた長く愛用して頂けると思います
またお困りごとがございましたらお気軽にご相談ください
この度は遠方より修理のご依頼ありがとうございました!




今回の修理
Vib(ビブラム)#2055 オールソール  ¥12,000 +TAX
ウェルト 黒染め   ¥2,000 +TAX
(※修理代金税別¥14,000以上で 返送送料無料です)


大阪・神戸・尼崎・西宮・宝塚・芦屋 メンズ靴修理はLABO(ラボ)にお任せ下さい

2020-10-23 | Posted in Blog, Works of Dress Shoes, SCOTCH GRAIN