Blog, Works of Boots, RED WING

REDWING(レッドウィング)8103 × Vib#100 HONEY

こんにちは! 山本です
昨日は仕事終わりに 西宮市で 同業の先輩と友人との食事会に参加してきました
3人とも普段は一人で仕事しているので 仕事の話を中心に趣味や恋バナ(笑)で盛り上がりました
頻繁に は難しいですが 時々 こうやって情報交換含めての食事会もいいなぁと思いました
Mさん Sさん 遅くまでありがとうございました!

本日のご紹介は また!またも! REDWING(レッドウィング)です
今回はワークオックスフォード 8103のご紹介です
今回は神奈川県にお住いのオーナー様よりご依頼頂きました
こちらがBeforeです

まだまだ綺麗なコンディションで 純正のトラクションソールもまだ半分くらいは残っている状態でしたが 今回はオーナー様より「ソールを変えてイメージチェンジを」とご相談頂きました
今くらいの季節からは大活躍してくれるオックスフォード(OX) ローカットで丸っこさが際立って とてもかわいいですよね
ただ6インチのアイリッシュセッターを短くしただけではなく 細かなディティールにはこだわりが詰まっています
今回はAfterに行く前に少しだけ。。。

写真4枚目で分かると思います ワークオックスフォードのアウトステッチ(ウェルトのステッチ)は いつもの白(ホワイト)ではありません
スリットウェルトでサイドステッチ(ウェルトの立ち上がり部分の飾りステッチ)に既に白糸が使われているからなのか ウェルトに乗っている側のステッチは白糸ではなく 少しイエローなんです
昔は 「汚れて黄ばんでるのかな」と思っていましたが 間違いなく白ではなく イエローです
これを気にすることなく 白糸で縫い直してしまうと やはり何となく雰囲気が変わってしまいます。。。
ですがアウトステッチまで自社加工のLABOでは そっくりな糸を用意しております!
こちらです

奥が普段ワークブーツで良く使用する白糸
手前がイエローステッチです
元々は真っ白すぎると都合が悪い レザーソールのソール側や ティンバーランドのカスタム時のウェルトステッチに使用していましたが これがワークオックスフォードにドンピシャなんですね
言われなきゃ気付かないようなところですが 【神は細部に宿る】(笑)とばかりにここまでこだわって今回も修理させて頂きました

(LABOは創業時から今でも修理同業様やメーカー様の加工下請けをしていますので こちらの糸でステッチングの加工をさせてもらっているショップ様などでは 既出の紹介になるかもしれませんが このカラーまで用意しているのはウチだけです (`・∀・´)エッヘン!!)

少々話が脱線してしまいましたので戻します
と!いう事でこちらが今回のAfterです!

いいですねぇ! 私も一足この仕様で欲しいなぁと思いました
オロラセットレザーと Vib#100のハニーカラーは相性抜群です
今回はレザーミッドソールをスタンダードな3.5ミリをお選び頂き
ブーツだと大体1枚もしくは2枚入れる ヒールベースを無しでチョイス頂きました
これは今回の場合 大正解だと思います
オックスフォードはヒールカップが浅い分 ヒールが高くなると どうしてもかかとの【抜け】が気になります
今回のように ヒールベースで調整できる場合は これくらいのバランスにしてあげるとストレスなく履いて頂けると思います

見た目以上に歩きやすいシューズになったと思います またすぐに活躍してくれると願っています!
この度は遠方より修理のご依頼ありがとうございました!


今回の修理
Vib(ビブラム)#100 HONEY オールソール  ¥15000 +TAX
(※ レザーミッドソール 3.5ミリ込)

納期 約2週間

大阪・神戸・尼崎・西宮・宝塚・伊丹・芦屋 メンズ靴修理・オールソールはLABO(ラボ)にお任せ下さい

2019-06-26 | Posted in Blog, Works of Boots, RED WING