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REDWING(レッドウィング)9043 × Vib#2333ハーフ + レザーダブルソール

こんにちは! 山本です

先日の定休日にコロナワクチンの接種1回目受けてきました
副作用?副反応?が少し心配でしたが
発熱などはなく 腕の痛みだけでした(当日と翌日で痛みは引きました)
過度な運動は危険だそうなので、通勤の自転車も少しペースダウンです
仕事はハイペースで頑張ります!




本日のご紹介はREDWING(レッドウィング)9043です
今回は尼崎市内にお住いのオーナー様よりご依頼頂きました
ありがとうございます!


こちらがBeforeです

例年なら夏の終わり頃から、ワーク系の靴やブーツのお預かりが多くなるのですが
コロナ以降は通年でお預かりする事が多くなりました
とは言えブーツのシーズンに入ると さらにご依頼が増えて お待たせすると思います
なるべく早めにご依頼頂けると シーズンインまでにご返却可能かと!


さて本題
ブーツタイプに比べて見かける事の少ない ベックマン オックスフォード (ベックマンOX)
この靴の場合【ドレスブーツ】でもないので 【ワーク系ドレス】ですね?

今回は【ベックマンあるある】のハーフラグソールの加水分解
それとヒール部分がベースまでがっつりと削れています

今回ハーフラグソールの交換+アウトステッチかけ直し
それとヒールベースの補修とトップリフトの交換
という元々のレザーソールを残した部分的な修理と

レザーソール・ミッドソールを含めたソールの全交換
の2パターンで見積りをしましたが

「気に入っていてまだまだ履きたいので
インナーコルクの交換も出来るソールの全交換で」
とオーダー頂きました

オーナー様の愛を感じるお言葉です

という事で ウェルトのみを残し ソールの組み直しをさせて頂きました


今回のオーダーは「なるべくオリジナルに近い仕様で」


こちらがAfterです

完成!

ソールのフルリニューアル完了です
オリジナルに近い仕様という事で
レザーミッドソール3ミリ+4ミリ のダブルソール
ハーフラグソールはVib#2333
トップリフトはVib#1205です

履き始めは少し硬さを感じられるかと思いますが
靴自体も丈夫な為 【ヘタらないように】と考えればバランスがいいかと

元々ついていたレッドウィング純正のワックスコットンシューレースですが
レース自体は問題ないのですが エンドのチップ【アグレット】が割れて解けて
だらしない印象でしたので
金属チップの取付けで補修させて頂きました

今回使用したのは少し黒味のあるシルバー【ブラックニッケル】
カラーバリエーションは 最後の写真左から
ゴールド / アンティーク / ブラックニッケル / ブラック(ツヤ無し) / ニッケル(シルバー) です

簡単に交換できる種類でしたら 交換をお勧めしますが
少し変わったシューレースの種類・色・長さ で アグレットの破損のみであれば補修も可能です


今回アッパーはサフィールノワール【レノベイタークリーム】でケアしています
ミンクオイル配合で油分もしっかりと補給出来る 使い勝手の良いクリームです


またたくさん履いて頂けると嬉しいですね
この度は修理のご依頼ありがとうございました!








今回の修理
レザーオールソール  ¥13,200 (税込)
レザーミッドソール 3ミリ  ¥2,750 (税込)
ハーフラグソール(Vib#2333) ¥3,300 (税込)
アグレットリペア(4カ所)  ¥550 (税込)



納期 約3週間





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2021-08-28 | Posted in Blog, Works of Boots, RED WING