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JALAN SRIWIJAYA(ジャランスリワヤ)× Vib#2055 + 丸洗い(カビ除菌)

こんにちは! 山本です

今朝スマホの天気予報を見ると
来週はほとんどが雨マークになっていました
革靴好きな方には憂鬱なシーズンです。。。

しばらく履けないお気に入りは今のうちに修理に出しておきましょう!
(ちょっと強引でしたね(笑))



本日のご紹介はJALAN SRIWIJAYA(ジャランスリワヤ)です
今回は大阪市内にお住いのオーナー様より配送でご依頼頂きました
遠方よりありがとうございます!

こちらがBeforeです

あららー なコンディションのジャランスリワヤ
ソールには穴が開き きっと雨に打たれたのでしょう アッパーは銀浮き(表面のデコボコ)とウェルト周りと靴中にカビが発生しているのが確認できます

誰が見ても重症ですね(笑)

今回はオーナー様より
「耐久性のあるラバーソールでの交換と丸洗いを」とオーダー頂きました

お仕事用で天候を気にせずガンガン履ける仕様 といえば
あのソールです

ソールを外した後 銀浮きの原因でもある 革の表面で固まってしまった塩分を時間をかけて溶かし洗い流し
靴の中や中底裏も洗浄して このように復活しました


こちらがAfterです

完全復活! 

ソールは耐久性とグリップ力に優れた Vib(ビブラム)#2055 ソール
お仕事用でガンガン履くぞ! という靴にはお勧めです
ジャランスリワヤは元々 ウェルトもソールも少し厚く靴が多いので
ダイナイトソールの場合 薄手のミッドソール追加でオリジナルのどっしり感がキープ出来ますが
こちらのVib#2055ソールは ダイナイトソールより1ミリ厚い分、ミッドソール無しでもどっしりと仕上がります

銀浮きとカビが気になったアッパーは ハンドウォッシュで洗浄して 乾燥後しっかりとカビ対策もしております
とは言え これからの梅雨時期は特に注意が必要です
市販の靴用カビ予防・除菌アイテムも効果的ですが
何よりも雨に濡れた後が カビ発生の一番危険なタイミングです

早めに新聞紙やキッチンペーパーなどで 靴中の水分を取り(必要であれば交換して)
翌朝までは下駄箱にしまわないようにして 風通しのいい場所で早めに乾燥させて下さい
乾燥後はいきなり履かず 汚れ落とし → 保湿 → クリームで栄養分とツヤ の順でケアしてあげて下さい


また気持ちよく、そして今まで以上にお仕事で活躍してくれると嬉しいですね

この度は遠方より修理のご依頼ありがとうございました!





今回の修理
Vib(ビブラム)#2055 オールソール  ¥13,200(税込)
丸洗い    ¥3,300(税込)



納期 約3週間




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2021-05-12 | Posted in Blog, Works of Dress Shoes, JALAN SRIWIJAYA