Blog, Works of Dress Shoes, Tricker's
Tricker’s(トリッカーズ) × ダイナイトソール + カウンターライニング補修
こんにちは! 山本です
本日のご紹介はTricker’s(トリッカーズ) オックスフォードです
こちらがBefore
初めて見るモデルかも? 同じプレーントゥのオックスフォードのウッドストックとも違います
今回はオーナー様にお持ち込み頂き 「仕事で酷使して ボロボロになってしまったけど 修理できますか?」
とご相談頂きました
ソールはオリジナルと同じダイナイトソールで問題なく交換可能ですが
気になるのが カウンターライニングの更に裏 ヒールカウンター(芯材)が割れてしまい 欠けてしまっている箇所でした
カウンターを作り直す事も可能ですが ウェルトまで外さないとしっかりと交換出来ず 修理コストは跳ね上がってしまいます
今回はオーナー様と相談した結果 カウンターライニング補修とカウンター補修で修理メニューが決まりました
こちらがAfterです
見違えるほどの復活です!(自画自賛。。。)
ソールはオリジナル通り レザーミッドソールから交換してダイナイトソール
カサカサになって色抜けしていたソールエッジもしっかりと染色して シャキッとしました
そして問題のカウンターライニング+ヒールカウンターですが
(ややピンボケ写真で申し訳ございません)
欠けてしまっていたカウンターはレザーソールと同じベンズ素材で 欠けていた部分よりも少し大きめに貼付けて
元々のカウンターと重なる部分は段差にならないよう 薄く漉いて補修しました
カカトを踏みつけて脱ぎ履きしたり カウンターライニングが破れたまま放置していると
今回のように重症になってしまいます
カウンターライニングの破れは 早めの補修をオススメします!
これからは大切に愛用して頂けたらと思います
ありがとうございました!
今回の修理
ダイナイトソール オールソール ¥12000 +TAX
レザーミッドソール (3.5ミリ) ¥2000 +TAX
カウンターライニング補修 ¥3000 +TAX
ヒールカウンター補修 ¥2000 +TAX
納期 約2週間~3週間
大阪・神戸・尼崎・西宮・宝塚・芦屋 メンズ靴修理・オールソールはLABO(ラボ)にお任せください