Blog, Works of Boots, RED WING
REDWING(レッドウィング)8179 × Vib#4014 + 丸洗い
【 9/8 (日) 都合により臨時休業致します 】
こんにちは! 山本です
夏休みを頂き 心身共にリフレッシュ出来ました!
生後1カ月チョットの娘と遊ぶ時間(お世話ですが)もたっぷり作れて充実した夏休みでした
夜2,3回泣いて起こされるので 若干寝不足ですが(笑)
本日より通常営業に戻っております
月曜日からお仕事の方は 残りお盆休み満喫して下さいね!
本日のご紹介は猛暑でも関係なく 通年でお預かりの多いブーツ界の不動のエースREDWING(レッドウィング)です!
今回は大阪は堺市にお住いのオーナー様よりお預かりさせて頂きました
こちらがBeforeです
刺繍羽根タグ(90年代から2003年くらいまで製造)の8179
オーナー様より 「今から20年くらい前の学生の頃に買ったレッドウィングなんですけど ソールが擦り減ってから ずっと実家の物置に放置してあって 最近見つけたので懐かしくて引っ張り出してきたんです 」との事
修理してまた履けるようになるなら とご相談頂きました
で、ブーツのコンディションは というと。。。
とにかくカチカチ!(笑)
写真では伝わりませんが ずっと放置していたので極度の乾燥状態です
ソールはミッドソールギリギリまで擦り減っていましたが ウェルトにはダメージがないので 簡単な修理で済みそうでした
つま先辺りのキズも気にされていましたが 【キズの補修】を行うと パッと見は綺麗になりますが 全体的なヤレ具合と馴染まず 補修箇所は質感も変わってしまい違和感が出てしまう判断しましたので 今回はとりあえずソールを交換して 【ブーツに柔軟性を戻してソールを履けるようにする事】 を優先した修理メニューを提案させて頂きました
少なくとも10年以上放置されていたので ウェルトも乾燥して バラすのも慎重になりました。。。
そしてこの様に復活しました
こちらがAfterです
復活しました! と言っても柔軟さは伝わらないか。。。
ソール・ミッドソールを外し 入念に丸洗いし 凝り固まった革の繊維を緩めてあげながら 汚れを落とし 型崩れしていたアッパーを元の形状へ修正しながら乾燥させています
革の柔軟性を戻す為 乾燥後 デリケートクリーム → PECARDレザーオイル(リキッドタイプ) → PECARDレザードレッシング(ペースト)と浸透性の違う3種類を使用して クタクタになり過ぎない 適度なコシをキープした本来の革質に近づけたと思います
思い入れのあるブーツが甦って また履ける! とオーナー様にも喜んで頂けました
今度は時々履いて 定期的にメンテしてあげて下さいね
ありがとうございました!
今回の修理
Vib(ビブラム)#4014 オールソール ¥10000 +TAX
Vibミッドソール交換 ¥2000 +TAX
丸洗い(ブーツ) ¥4000 +TAX
RW純正シューレース ¥1000 +TAX
納期 約2週間~3週間
大阪・神戸・尼崎・西宮・宝塚・伊丹・芦屋 メンズ靴修理・オールソールはLABO(ラボ)にお任せ下さい