Blog, Works of Dress Shoes

UNION IMPERIAL(ユニオンインペリアル) × レザーオールソール+リウェルト

【 2/11(木)は祝日の為 営業します! 翌日2/12(金)に振替でお休み頂きます 】

こんにちは!

まだまだ寒い日が続きます 皆様も風邪やインフルエンザにお気をつけて

本日のご紹介はUNION IMPERIAL(ユニオンインペリアル)です

こちらがBefore

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サイドレースの綺麗なシルエット アッパーとトゥのグラデーションが品を感じさせます

今回は 以前に一度オールソールされた靴でしたが 「ソールが剥がれてきた」とご相談頂きました

よく見てみると 剥離してきている箇所は アッパーとウェルトでした

UNION IMPERIAL(ユニオンインペリアル)の靴は ハンドソーンウェルト製法で作られており

グッドイヤーウェルト製法よりもハンドメイドに近い構造となっています

今回はオーナー様に状況を説明させて頂き

張り出しのほとんどないウェルト形状により アウトステッチがすくい縫いを切ってしまっていた事が原因かもしれないと

お伝えして ウェルトから交換する事と 歩行時最もテンションのかかるボールジョイント(ソールの一番幅広部分)の張り出しを多く取り

アウトステッチとすくい縫いが極力重ならないように考慮した形状へ変更する事を打合せさせて頂きました

(チョット複雑な説明で申し訳ありません)

こちらがAfterです

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どうでしょう? ソールの形状(アウトライン)が修理前と比べグラマラスになったのは一目瞭然かと思います

こちらのオーナー様はビスポークのオーダーもされるそうなので ソールの雰囲気は少し意識してみました

レザーソールは最近大好評(?)のベルギーソールをヒドゥンチャネル

トゥにはトライアンフスチールを組込み

ヒールはなるべく小さく 高めのピッチドヒール 

内外共に ラウンドウエストで 「くびれ感」を最大限に演出

あまり神経質になり仕上げると「ハンドメイド感」が出ない為 エッジインクなどは多少ラフな感じ

普段履きにするには靴修理業としては剛性や耐久性に疑問が残る製法ですが

また活躍してもらえると嬉しいです!

ありがとうございました!

 

今回の修理

レザーオールソール(ベルギーレザー使用+ヒドゥンチャネル)  ¥15000 +TAX

リウェルト  ¥10000 +TAX

トライアンフスチール  ¥4000 +TAX

納期 約3週間

大阪・神戸・尼崎・西宮・宝塚・芦屋 メンズ靴修理 オールソールはLABO(ラボ)にお任せください!

2016-02-03 | Posted in Blog, Works of Dress Shoes